『クラークス』の歴史を知る
『クラークス(Clarks)』は、1825年にクラークス兄弟がイギリス南西部に設立したシューズブランドで、イギリスで現存している最古のシューズブランドだそうです。クラークス兄弟がボアのついたシープスキンを使用し、当時としては奇抜なスリッパを発案・制作した事がブランド設立の始まりです。この発明と職人技の組み合わせは、今日に至るまで『クラークス』の靴づくりの本質となっています。その後、履きやすさと快適さを追求し続け、世界のカジュアルシューズ、コンフォートシューズの原点となったのです。現在は、高度な製造技術と現代的な素材を駆使し、現代に合させたクオリティーの高いシューズを制作しています。
クラークスを語る上で知っておきたい「クレープソール」
クレープソールは、天然ゴムを主原料としているソールで、一般的なゴム底シューズとは異なり、柔らかくて優しいクッション性としっかりと地面を掴むような高い歩行性を兼ね備えているのが最大の特徴です。
『クラークス』の鉄板モデルを紹介
「デザートブーツ」
第二次世界大戦中、ビルマで目にしたゴム底シューズに着想を得て開発されました。当初は「こんな風変りなものが売れるはずがない」と大変低い評価でしたが、ラフな履き心地を好むアメリカで大ヒット。次第に世界の定番靴になっていきました。1950年の発売以来、変わらないシンプルなデザインで、上品でありながらカジュアルになりすぎない絶妙なバランス感があり、幅広いコーディネートに対応できる魅力があります。
「ワラビー」
アッパーがU字型ステッチ、いわゆる「モカシン」が特徴的なシューズ。 ワラビーがお腹の袋で子育てしている事から、インスピレーションを得てデザインされています。足を優しく包み込むような一足で、履いていてとても気持ちのいいシューズです。 つま先が角ばっているのも特徴的で、締め付けが少なく長時間の着用でも疲れにくいというメリットにもつながっています。
「デザートトレック」
アッパーの盛り上がったセンターシームが特徴的な「デザートトレック」
このセンターシームの独特なデザインは、ファッション性だけでなく履きやすさを求めたもの。足先のスペースに余裕をもたらすことで、快適性を確保しています。
踵部分に「Trek Man トレックマン」の愛称で親しまれるシンボルマークがつき、さりげなくも確かな主張で、後ろ姿も様になります。
お気に入りの一足を見つけたい『クラークス』
いつものスニーカーをクラークスに替えるだけで、雰囲気がグッと大人っぽくなります。また、幅広いコーディネートに合わせることができる魅力を持っています。